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補助金や保険適用でお得に!子供用メガネを選ぶときに知っておきたいこと

子ども めがね
 

補助金や保険適用でお得に!子供用メガネを選ぶときに知っておきたいこと

 
スマートフォンやタブレット、ゲーム機など、最近はお子さんもモニターを見る機会が増えてきていますよね。遊びだけではなく学習面でも液晶画面に触れることが多くなっているでしょう。
便利な一方で、心配なのが「目への影響」。視力の低下やブルーライトの影響などが気になるところではないでしょうか。
子供用のメガネにはいくつか種類があり、場合によっては補助金や保険適用によってお安く手に入れられるのです。そこで本記事では、子供用メガネを選ぶ際に知っておきたいことをご紹介します。
 

子供の目が心配!

 
小学校でのプログラミング授業の必修化や、コロナ禍におけるオンライン授業の導入など、学習の場でもパソコンやタブレットを使う機会が増えています。今後、さらに増加していくでしょう。
そこで心配なのが、お子さんの目への影響ですよね。
スクリーンを見ている時間が増えると、眼精疲労や肩こり、頭痛につながってしまうといわれています。また、視力低下にも影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。
 

モニターを長時間見続けることで目に与える影響

 
パソコンやタブレット、スマートフォンのモニターから発されている「ブルーライト」。ブルーライトとは光の波長の種類のひとつで、およそ380〜500ナノメートルの紫外線に近い可視光線です。
目の角膜や水晶体は350〜800ナノメートル程度の波長を透過するため、ブルーライトも目の奥まで届いてしまうというわけです。それによって眼精疲労やドライアイを感じやすくなってしまうのです。
またブルーライトは、目への影響はもちろんのこと、肌や生活リズムにまで悪影響を及ぼすとされています。
なぜ生活リズムに影響してしまうかというと、それには睡眠ホルモンが関係しています。睡眠ホルモンといわれているセロトニンは、体内時計のリズムを保つ役割を担っています。光を感じるとセロトニンの分泌が抑制され、暗くなるとセロトニンが多く分泌される仕組みになっており、つまり、昼は分泌が少なく、夜になるにつれて増えていくわけです。
通常であれば、分泌が多くなるとセロトニンの働きによって自然と眠くなり、太陽がのぼる朝になるとセロトニンが抑制されて目が覚めるという自然な流れが出来上がるものですが、ブルーライトはそのリズムを乱してしまいます。
というのも、ブルーライトの光が、夜なのに朝だと脳に勘違いさせてしまい、うまくセロトニンが分泌されなくなってしまうのです。特に眠る直前にタブレットやスマートフォンを操作する行為は、生活リズムの乱れに大きく関わります。夜になっても眠くならないので遅くまで起きてしまい、結果として朝もスッキリ起きられず、生活リズムが崩れてしまうのです。
こういった理由からも、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの長時間の使用はできるだけ抑えたいところですよね。
さらに、リセマムが実施したインタビューによると、近年は裸眼視力が1.0に満たない、いわゆる近視の児童・生徒の数が増加しているといいます。
その背景には、外遊びをしなくなったことがあるそう。外遊びの時間が少なくなったことで、近視の進行を抑制する働きがあるといわれている日光に含まれているバイオレットライトを浴びる時間が減ってしまっているのです。
また、外遊びをしなくなった背景には、スマートフォンやタブレット、ゲーム機の普及があるとされています。ブルーライトによる影響を受け、かつ進行を抑制してくれる成分を取り込まなくなっていることが、子供たちの視力の悪化につながっています。
さらに、子供の目はピントを合わせる調整力が弱く、目の中に入る光の量も大人に比べて多いことが特徴。そのため、ブルーライトの影響を大人よりも受けやすいといわれているのです。
外遊びなど、定期的に日光に触れる機会を作ると同時に、ブルーライトをカットできるアイテムを積極的に取り入れることで、目のケアができるでしょう。

参考:リセマム「子どもの目をブルーライトから守るには? 調査結果から見る保護者の危機意識」
 

メガネの購入費用に保険が適用できる?

 
メガネを購入する場合、さまざまな店舗で機能や価格を見比べる方が多いのではないでしょうか。もちろん機能も大切ですが、価格も気になるところですよね。
実は、対象に入っている場合、メガネの購入費用に保険が適用できる場合があるのです。
 

保険適用の対象とは

 
2006年4月1日から、子供用の治療用メガネの購入に保険が適用されることになりました。保険が適用される対象は、9歳未満の被扶養者。「小児の弱視、斜視および先天白内障術後の屈折矯正の治療用として用いる眼鏡およびコンタクトレンズ」 が支給対象となります。
近視や乱視などの、単純な視力補正のための眼鏡は保険適用外なので注意しましょう。また、斜視の矯正等に用いるアイパッチおよびフレネル膜プリズムについては保険適用外です。
ポイントは、治療用のメガネであること。医師から眼鏡を装用するよう指示が出たら、まずは「健康保険の対象となるか」を確認してから、 書類を作成してもらうようにしましょう。
また、支給額については、令和元年に一部改正が行われています。改正後の金額は以下の通り。
治療用眼鏡等を療養費として支給する額は、障害者の日常生活及び社会生活を総合
的に支援するための法律(平成 17 年法律第 123 号)第5条第 25 項及び第 76 条第2項の規定に基づく「補装具の種目、購入等に要する費用の額の算定等に関する基準」(平成 18 年厚生労働省告示第 528 号)別表1購入基準中に定められた装具の価格の100 分の 106 に相当する額を上限とし、治療用眼鏡等の作成又は購入に要した費用の範囲内とすること。

引用:厚生労働省「「小児弱視等の治療用眼鏡等に係る療養費の支給における留意事項について」 の一部改正について」
 
つまり、障害者総合支援法の規定に基づく補装具の種目「眼鏡(36,700円)」 「コンタクトレンズ(15,400円/1枚)」×1.06を上限とし、 実際払った金額の7割が保険給付されるのです。ちなみに、義務教育就学前までは8割が給付されます。
36,700×1.06=38,902円以内のメガネであれば、実際に支払った額の7割が、それ以上であれば、38,902円×0.7=27,231円が給付されるというわけです。

参考:ダイセル健康保険組合「小児弱視等の治療用眼鏡等」
 

保険適用に必要なものは?

 
保険の適用に必要な書類は主に4つ。
まずは「治療用メガネの作成指示書の写し」です。医師から保険適用のメガネの作成指示があったことを証明する書類を作成してもらう必要があります。
続いてが「検査結果の資料」。作成指示書に書いてある場合は必要ありませんが、視力の低下などがわかる検査結果の資料を用意しましょう。
そして「治療用メガネを購入した際の領収書」も必要。税込み価格・宛名・但し書きが書かれている領収書の原本を提出する必要があるので、忘れずに受け取りましょう。宛名はお子さん本人の名前で書いてもらいます。また、原本を提出するので、必ずコピーを取っておくことを忘れずに。
最後が「療養費支給申請書」です。加入している保険期間が発行している申請書に必要事項を記入して提出します。
 

ブルーライトカットメガネで目を守ろう

 
保険適用の治療用メガネ以外にも、お子さんの目を守るためのアイテムはさまざまあります。ブルーライトカットメガネは、パソコンやタブレットから常時発されているブルーライトから目を守ってくれるので、持っておいて損はありません。
プロのeスポーツ選手も愛用しているブルーライトカットメガネを開発するブランド「G-SQUARE」では、現在お子さん向けのメガネを開発。目への負担を軽減してくれるブルーライトカットメガネをぜひ、お子さんのために取り入れてみてはいかがでしょうか。また、お子さん向けのレンズには、定番カラーの「グレー」に加え、今回新たに追加された「クリアー」の計2種類を用意。※人の目には個体差があるため、効果の感じ方に差があります。


2021.04.01 ブルーライト
 
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